私の信念
私は陸上競技の指導において、いくつか「信念」を持っている。今回はそのひとつについてお話しよう。
私は主に短距離の指導をしているが、周囲から「技術練習の指導者」として名が通っているようだ。確かに私は「技術練習」を指導における大きな看板にしている。私がこのようにしているのには大きな理由がある。
私は技術練習を通じて「走りの本質」を教えたいのだ。
人間は日常生活の中で「走る」という行動を当たり前のようにおこなっている。陸上競技のトラック種目では、そんな日常何気なくおこなっている走りで勝負をしているのだ。走りで勝負する限りは走りに関する専門的知識を少なからず知っておく必要があるだろう。しかしトラック種目専門の選手で走りの本質について理解している人はほとんどいないと私は分析している。普段何気なくおこなっている行動であるため、それに本質があること自体分かっていないのでかもしれない。走りの本質を教えることで、走りの面白さ、そして奥深さを感じてもらいたいのだ。
何事においても本質を知ることはとても大事なことであるが、私はそのことを、走りというものをきっかけに教えたいのだ。何気なくおこなっている走りに面白みが見出せれば、走り以外のいろんなことに楽しみを見出せるのではないかと私は考えている。
走りの本質については、勉強を重ねたおかげもあってそれなりに理解できたと自負している。しかし、私が指導している主な対象は中学生や高校生である。彼らにこのことを教えるのが非常に難しいことであるのは重々承知だ。彼らにこのことを教えるには、「わかりやすさ」そして「楽しさ」が必要不可欠であろう。「走りの本質をわかりやすく、そして楽しく理解する指導方法の確立」が私に課せられた永遠の課題だ。
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コメント
毎回読ませてもらってますが、考えさせられる事が多々あります

自分も土屋さんには本質を教えてもらっていて、自分は色んな事に対して意識を高める事が出来ましたよ

ホンマ常に土屋さんの元で練習してれば、まだ
記録は伸びてたなぁーとつくづく思います
笑゙
投稿: まつした | 2008年9月24日 (水) 18:08
どうも!同大のはたDです
やってきました~
僕も実は小学生の陸上教室の指導員をさせてもらってますが、難しい所いっぱいあります…
特に「楽しさ」の教え方が強敵ですよねぇ。まっ、小学生ですけど
でも、教える側が楽しかったら、相手もたのしんでくれるのかな-って考えてます☆
また大阪で会いましょ-

投稿: はたD | 2008年9月24日 (水) 21:05
この文章はオヤジのやりたい事の本質もついてるよね。
ぶっちゃけ技術云々って頭良ければ誰でも教えられるんやよね。
大事なんは「何故それをすんの?何で走るん?だからどうすんの?」って事やと思う。数あるスポーツの中で陸上を選んだからには理由があって、その気持ちととことん向き合う、向き合わせる事が指導者の本質やと思う。
かなり乱暴に言えば塾講と教員の違いとも表現できるかな。勉強のスキル教えたけりゃそれに長ける事を目指してきゃいい。それ以上はただのプラスアルファ。それ以上の責任持ってぶつかれるんかってのが教員やと思う。理想やけど。
今後教員を目指しているオヤジにはその気持ちを大切にしていって欲しいです。
投稿: D | 2008年9月27日 (土) 00:55